▼CrownCrownCrown（トリプルクラウン）
略称は「3Crown」。
三つのギルドが統合されてできたギルド。構成員の数は百を超える。
「ギルドマスター＝王冠を有する者」が三人いることから名付けられた。
しかし実際には一人、道化(Clown)が混じっているとかいないとか。
人間のギャンブラーにして商売人「それはそうと」が所属する。


▼黄砂商会（おうさしょうかい）
商売人が経営する、商人による商売のためのギルド。
ギルドマスターは竜人の「黄龍(ファンロン)」。
人海戦術による収集の物量はAE屈指といわれており、
レイド戦の回復アイテム補給注文先として指名する者も多い。


▼終わりなきお茶会（エンドレス・ティーパーティー）
月に二回、”お茶会”と称した会合が開かれているギルド。
ギルドマスターはおかしな帽子屋。
アマチュアVRアイドルで人気の「らいと☆らいむ」が所属するギルドとしても有名。
いかつい獣人のパティシエが作る独創的なお茶菓子も女性陣から密かな人気を集める。


▼S.Riot（エス・ライオット）　【解散済】
枠に収まらない破天荒な奴らの集まるギルド。
頭文字のＳは、strategy(戦略)、super(超)。。。などの略称だといわれている。
退屈をぶち壊す、いい意味での暴動を起こす、という意味が込められているらしい。
ギルドマスターは人間の侍「ジュード」。
ギルドメンバーが起こした不正騒動の後、ギルドは解散している。


▼Othello（オセロ）
S.ライオットが解散した後、所属していたメンバーの一部が中心になって作られたギルド。
ギルドマスターは獣人の武器名士「閏」。
ソロプレイしている奴らが対人イベントの時に集まったりギルド戦のためにチームを組んだりしているようなギルド。
閏が好き勝手にギルドを空けるため実務的には副マスがギルドマスターの役割を果たしているといっても過言ではない。
ギルドマスターの閏が、気まぐれに解散すると言い出してもおかしくないので、
新規加入者の勧誘は行っていない。
創設当時のギルメンはS.ライオットに所属していたメンバーや閏と懇意にしていた者。
それより後に入ってきたものは閏の強さに惹かれた者か現ギルメンをつてに入ってきた者の２パターン。
ギルドマスターの閏は席を空けがちだが、その実態を知りながら在籍しているメンバーしか残っていないため、閏が声を掛ければ大体のメンバーが集まるほどには統率が取れている。


▼CaldoFamiglia　（カルドファミリー）　
（カルドとは、イタリア語で「caldo：熱い、温かい」の意）
なんちゃってお遊びマフィア系ギルド。
廃人～中級者、老年層～若年層まで幅広いプレイヤー層が集まる。
家族のように気さくで楽しい集団を形作ることを掲げており、
ギルド内での相互互助の意思が強い。
仲間でわいわいやるのが好きなメンバーが多く、
イベントごとにはギルドぐるみで参加する姿がよく見られる。
ギルマスを筆頭にギルドバトルや対人戦にちょくちょく顔を見せる面子が在籍している。

●オルソ・オルトレマーレ （Orso Oltremare：群青色の熊）
【CaldoFamiglia】のギルドマスター。
ギルメンからは愛着をこめて「ボス」と呼ばれている。
人間の拳闘士。右目に眼帯をした壮年男性の外見をしている。
隠し職のバーサーカー及び、ビーストスキルの習得者。
プレイヤーとしては古参組で、マニュアル廃人。
現在は週３～４日のイン率に落ち着いているが、
現実が忙しくなると週に１度しかインしなくなる。
高レベル帯での戦闘になると血気盛んな若者に交じって活躍している姿を見ることができる。
普段は温厚で面倒見の良いオヤジだが、
やるかやられるかの戦いになると頭のネジが飛ぶ戦闘狂であり、
ギルドバトル等の集団戦では目の前の戦いに夢中になるあまり、
仲間を全滅させてしまうことが多々ある。
本人としてはギルマスとしてギルメンを引率し仲間全体での勝利を目指しているのだが、
戦いに熱くなるとそれを失念してしまうらしい。
責任感があるため、失敗するとその度に反省して内心少し落ち込んでいる。
ギルメンからはそれも含めて慕われており
対人戦ではあえてボスがやんちゃできるように取り計らわれているのだが、
本人は周囲が見えなくなっているためそれに気づいていない。
PTを組んだ仲間が戦闘不能に陥る毎に自身のステータスが強化されるビーストスキルと、
攻撃力を上昇させるバーサーカースキルを習得している都合上、団体戦で単騎になった際の爆発力は凄まじい。