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あっち向いてホイ

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〈十司先生のAE講座〉-第1回 アクロスエンドの世界について-

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〈十司先生のAE講座〉-第1回 アクロスエンドの世界について-



――はい、こんにちは。十司先生ですよ。

今回はアクロスエンドの世界、その世界観と物語について、
プレイヤーの皆さんが知っておくと良い基礎知識を簡単にお話ししていきます。



▼【ゲーム・アクロスエンドの舞台】


アクロスエンド(略称・AE)の舞台は、
フラグメンツワールド」という名前の、“様々な世界の欠片”が寄せ集められてできた世界です。

雪国や常闇の国、火山地帯や山岳地帯、浮遊島……
いろんな国や地域がパッチワークのように隣り合ってできた、とても面白い地形をしており、
地続きになっていない土地もワープポータルや特殊な交通手段による往来が可能になっています。

各地にはいくつかの国や、それに準じた勢力が存在し、
それぞれの方法で自分たちの土地を治めています。
元は異なる世界として独立して存在していたわけですから、それぞれの勢力の人種も文化も実にさまざまです。
外部の勢力と親交を持つものもあれば、交流を限定しているものもあります。
その土地にはその土地のルールがある、ということですね。



▼【フラグメンツワールドの創世~現在まで】

では、何故このような世界が成立するに至ったのか。
フラグメンツワールドの成り立ちをお話ししましょう。

――あるところに、数多の世界が混在する時空を見守る、一人の女神がおりました。

幾星霜の時間、いくつもの世界の誕生と消失を見てきた彼女が、
消え行く運命の世界の一部を汲み取り、
新しい世界として成立させたのがフラグメンツワールドの始まりといわれています。

創造主たる女神は世界の維持に尽力し、やがて力を使い果たして長い眠りにつきました。
女神が眠りについた後も、消えゆく世界の欠片を汲み取るシステムは今なお動き続けており、
時折新たな世界の欠片がフラグメンツワールドに編入・統合されています。

しかし、そこに女神の意思は存在していないため、
どのような性質のものが編入されるのかは誰にもわかりません。
中には、住人にとっては歓迎できない存在がやってきてしまうこともあります。
フラグメンツワールドはこれまで何度も敵性存在の編入と侵入を受け、脅かされてきました。

年々増加する危険なモンスターや正体不明の敵性存在によって、
この世界は徐々に不安定になり、人々の暮らしから光が失われようとしています。

そんな中、平和を取り戻し世界の危機を救うため、
各地の勢力から協力者が集った「フラグメンツユニオン」(通称:欠片連合)が設立されました。
連合は世界中から有志を募り平和の維持に務めると共に、
眠りについた女神をもう一度目覚めさせるための試みを行っています。



▼【「冒険者」について】

欠片連合の傘下で活動する者たちは、この世界で「冒険者」と呼ばれています。
冒険者には欠片連合から各地を自由に行き来できるパスポート替わりとなる「連合証」が与えられており、
一般市民では立ち入りが禁じられているエリアへの立ち入りが許可されます。

どんな困難にも屈せず、勇気を胸に戦う者。
危険を顧みず秘境へ足を踏み入れ、女神復活の鍵となる欠片を探し集める者。
様々な冒険者がフラグメンツワールドを縦横無尽に駆け回っています。

そして、その冒険者こそ、我々プレイヤーなのです。



▼【各地に散らばる「女神の欠片」について】

フラグメンツワールドの各地では、稀に神々しく光り輝く鉱石に似た「女神の欠片」を見つけることができます。

この欠片は創世初期、フラグメンツワールドに恵みを与え安定させるために女神が使った力の一端が、
長い歳月をかけて結晶化したものだといわれていて、
眠りについた女神を目覚めさせるための重要な鍵になると推測されています。

そのため、欠片連合は女神の欠片を積極的に収集しており、
欠片を納めた者に対して一定の報酬を支払うことを約束しています。

冒険の最中に女神の欠片を入手することがあれば、
欠片連合の施設に持っていくと良いアイテムと交換できるかもしれませんね。

また、一定数の欠片を納めることで欠片連合の定めた「冒険者ランク」が上昇しますので、
冒険者の練度を図る一種の指針や、腕試しにもなるでしょう。



▼【エリア独自の“物語”について】

フラグメンツワールドが、
「“様々な世界の欠片”が寄せ集められてできた世界」であることはお伝えしましたね。
そして、このAEというゲームが持つ大筋の物語が
「フラグメンツワールドに迫る危機を救うこと」であることも、
今回の講座を受けてこられた皆さんならお分かりいただけたかと思います。

AE自体の物語とは別に、フラグメンツワールドにはエリア独自の物語があります。
各地に存在する勢力群は、
フラグメンツワールドに編入される前はそれぞれ独立した“世界”だったものです。
AEのエリアは、その多くがその世界ごとに区切られており、
エリア独自の敵やNPC、歴史や物語が存在しています。

エリアごとに設けられた「ストーリークエスト」を進めると、さながらRPGのように、
そのエリアに暮らす人々の物語を一緒に紡ぐ体験をすることが可能です。
また、クエストを進めていくうちに、世界の過去や設定、NPCのサイドストーリーなど、
更なる情報を得ることができることもあるでしょう。

エリアごとに作り込まれた物語、そこで生活している個性豊かなNPC……
プレイヤーの中には特定のエリアやNPCのファンだと口にする方も多いですから、
皆さんも是非、お気に入りの場所やキャラクターを見つけてみて下さいね。



……さて、物語の大筋はお分かりいただけたでしょうか。
少しでもAEの世界を冒険する楽しみを見つけていただけたなら幸いです。

では、次回の講座でお会いしましょう!

<講座終了>



//--以下、補足情報--------------------------------------------------------------//
【エリアごと・ストーリークエストの制限について】
エリアが持つ世界観を維持する名目で、
プレイヤーのレベルや冒険者ランクによって進入が制限されているエリアが存在する。
ストーリークエストについても同じく、
クエストを受けるのに何らかの制限があるものも存在する。
(例:特定のアイテムの所持、特定クエストのクリアなど)


【ゲーム内のNPCについて】
人工知能(AI)の基礎技術の発達によって、今やAIはVR空間において人と限りなく近い、
人間らしさを表現できるようになった。
※ただし、AIの挙動は予め入力された設定に基づいてアクションを取る・リアクションを返しているに過ぎず、
未だ各国のAI研究開発機関においても自我や意識が芽生えたAIの開発には至っていないとされる。
場合にもよるが、AIを人として稼働させるためのコストが生身の人間を雇うのに比べて低いことから、
VR空間では様々な場所でAIが採用され、人と接する形態で稼働している。
(例:サービスの案内係、愚痴を聞いてくれる話し相手など)

AEでは最新のAI技術を採用し、
ゲーム内で稼働するNPCそれぞれに個性的な性格をインプットして稼働させている。
AEで採用されているAIは矛盾等による思考停止も極力回避されており、完成度は高い。
NPCに話しかければ、NPCごとの性格・設定に基づいた反応を返してくれる。
ストーリークエストによっては、NPCをPTに加入させて進行するものもあり、
バトルの際にはNPCごとの設定に基づいた戦い方でプレイヤーを補助してくれる。
NPCのPTインは、強制の場合とプレイヤーで選択可能の場合がある。

ストーリークエストはプレイヤー一人で進行させなければならない制限付きのものと、
他のプレイヤーも参加可能なものが存在する。
ストーリークエスト進行時にクエスト受領者が他のプレイヤーを同行させるには、
同行させるプレイヤーが受領したクエストをクリア済みであるか、
ストーリークエストの進行度が受領者と同じプレイヤーを、
PTメンバーとして設定している必要がある。

進行中にNPCがPTインした場合でも、定められたPT構成員の上限は変わらない。
そのため、他のプレイヤーを同行させる場合、
NPCの強制PTインによって溢れない程度の同行人数にしなければならない。

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日々アホなことを考えつつネタ探しに奔走するズボラー(だらしのない人間)。
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